2012年4月26日木曜日



リバウンドとは


ダイエット後に体重がダイエット前もしくはそれ以上に増加する現象。体重を減らすことには成功したけど、すぐに元に戻ってしまい、結果としてダイエットに失敗してしまうこと。元に戻るだけならずダイエット開始時よりも体重が増えてしまうことも多い。

おうがすとも、初ダイエットで、88kg→85kg→92kg というリバウンドを経験しました。


リバウンドの原因


リバウンドは、停滞期中にダイエットを中断することにより起こります。停滞期対策にあるように、停滞期中はホメオスタシス効果により、最大限のカロリーを吸収し、最小限のカロリーで生きれるような体質になっています。(生存のための高性能マシーン化!)

その状態で、ダイエットを中断して食事を元に戻し運動をやめてしまったら、体にはカロリーがありあまる状態となり、それは全て脂肪として蓄えられます。その結果ダイエット開始時の体重に戻るだけでなく、以前よりも体重が増えてしまうことになりやすいのです。


リバウンドのメカニズム


基礎代謝力の低下

基礎代謝とは、体を横たえてまったく体を動かしていなくても、呼吸をする、心臓を動かす、体温を保つなどさまざまな生命活動のために常に使っているエネルギー。つまり、「生きていくために最低限必要な最小のエネルギー」のことで1日の総消費エネルギー量のうち、基礎代謝量は約70パーセントを占めています。

70%も占めているのですから、ダイエットとはつまり基礎代謝力を上げることになるのですが、基礎代謝力は、体の大きさと筋肉率に比例します。食事制限、特に極端な食事制限とすると落ちていきます。脂肪も落ちるけど筋肉も落ちるんですね。ダイエットをするとこの基礎代謝力はほとんど落ちていきます。

基礎代謝が落ちているのに食事量を元に戻したらそれは即リバウンドへとつながります。恐ろしいことにリバウンドで増えた分は、筋肉でなくてほとんど脂肪として増えるんですね。そうして基礎代謝力は低下し、以前よりも太りやすい体質になっていくのです。